いやぁ~気持ちよかった。
頂上から見るご来光はまさに絶景!
眼下に広がる雲の向こうから差し込む一筋の光。ただじっと見ているだけでいい。そんな感じ。
静岡に来る前から絶対に登りたかった山、富士山。
そのチャンスは突然やってきた。
前日の夜に決定し、当日仕事をし、そしてそのまま登山決行。
いま考えればなんとも無茶なスケジュールで臨んだはじめての富士山。
五合目に到着して、腹ごしらえも早々に早速出発。
まずは売店で「金剛杖」を購入。店を出てそして思う...登山口はどっち??
辺りが真っ暗ななか自分たちが最初に進むべき方向すら迷うありさま。
経験者の同行なし。これが後半になってもペース配分を迷う原因に...
しかし道中は満天にひろがる星の瞬きに癒されっぱなし。
歩くのに疲れて足元から少し目を上げるだけ。普通に目線の高さに星がある不思議な感覚。
途中出会った山ガールは3回チャレンジしているが、
まだ一度も登頂に成功していないとのこと。七合目でそのことを知らされ一瞬焦る...
が、「今日の山コンディションは最高!」とのことで登頂を約束され
束の間で一喜一憂させられた。
八合目を半分くらい過ぎてからが疲れのピーク。
先を行く人のライトの灯りだけが頂上への道しるべ。
頂上があるだろう方向をたまに見上げ、
それだけを信じて一歩一歩前へ前へ進むのみ状況。
九合目を過ぎた辺りでおもむろに空を見ると、
ぼんやりと青色がかったような、まだ何ともいえない絶妙な碧が遠くの空に見え始めていた。
それから間もなくして頂上到着。
程無くして、どんどん拡がる碧の領域。
その境目が赤く染まり始め、その後はいっきに空の色が変わっていって...
しばらくはその光景を目に焼き付けるかのようにじっと見入っていました。
そして...
火口ではしゃぎ...
この後の下山。しんどかった...
そりゃ6時間半かけて登った日の本一の山だもの。
でも、降りているときは思わなかったけど、
また忘れた頃に登っても良いかなとは思う。
今度は体調と計画は万全で。
あ~楽しかった。
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by d-x-b_d-y-b_d-z-b
| 2011-08-31 22:50
| アウトドア